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《みちる》 ヘンなQuestion

Hi! 『ヘンな Question』の話をしましょう。
…今日は、少し「勉強っぽい」でしょうか?

この「question」とは「疑問文」のことです。  
日常 よく使うので、学校でも「英文法」の時間に学習しますね。

「疑問文」には、
・『一般疑問文』…「Yes / No」で答えられる疑問文
・『特殊疑問文』…疑問詞を使う疑問文
・『選択疑問文』…「or」などで、どちらかを尋ねる疑問文
                      …があります。

その他、『間接疑問』『付加疑問』『修辞疑問』などもあり、
それぞれ中学校や高校で学ぶ文法ですね。


★ さて、ここで「クイズ」!

『一般疑問文』なのに、ゼッタイ「Yes」と答えられない疑問文を 
5秒以内で言ってみてください。


Ready? 1. 2. 3. 4. 

「あ、知ってる、知ってる!」っていう人は、
たぶん1秒で答えられたかもしれません。
私の英語のクラスで学んだ人達も、皆さん 憶えているでしょうね。
中学1年生のクラスでも 正解者が出るクイズです。 

         ……正解は後で。


ところで、海外からの留学生達が私に こんなことを言いました。

「日本人は『ヘンなQuestion』を時々言います。
 そういうときは、答えに困ります」

聞いてみると「なるほど…」と思う「question」でした。
文法的には悪くないのですが…、やはり「ヘン」…。
外国人の彼らに言わせると「very ヘン」なのだそうです。
どんな「question」だと思いますか?

それでは、その留学生が体験したという、
ヘンな Question』の一部を紹介しましょう。



日本人の友達からの電話を受けたとき、
  いきなり電話の向こうから こう訊かれたそうです。

  “Hello. What are you doing now ?”
  (もしもし、今、何をしているの?)

この「question」を外国人の方は「ヘン」と感じるそうです。
“I am calling you.”…と答えるしかないからです。 
「今、あなたが私に電話をかけてきて話しているわけだから、
 当然、こちらは電話中なんだけど…!」



なるほど 確かにそうですね。
でも私達日本人は、親しい人によく使う表現ですけどね。



朝、近所のおばさんと道端で会って
「おはようございます」と
  挨拶をするたびに、その方からこう訊かれるそうです。
 「あら、おはよう。今日はどちらまで?」

この「question」も、外国人は「ヘン」と感じるそうです。
“Where am I going ? It's none of your business!”
 (私がどこへ行くかって? それは余計なお世話です!)
 …と、心の中で思うのだそうです。



いちいち行き先を訊かれると、なんとなく束縛されているような
気分になるのかもしれませんね。
べつに正確な行き先を尋ねたいわけではないのですが…。



日本人からきれいなフリージアの花をもらって、
 「ありがとうございます。わたし、この花、好きです」
  と言ったら、その日本人からこんな質問を受けたそうです。
 「そう、あなたのお母さんもこの花が好きですか?」

この「question」も、外国人にとっては「ヘン」だそうです。
“I don't know.”…と、おもわず答えてしまったとのこと。
「だって、好きかどうかは、本人しか答えられないから…」



それは そうですね。

他に「あなたのお父さんはお酒が好きですか?」というのも、
日本ではよくある質問ですが、これも「ヘン」だそうです。
“He drinks, but I don't know if he likes it.”
(彼は飲むけど、好きかどうかわからない)
                  …というような答えになってしまいます。

つまり、2人称や3人称の気持ちを語るときは要注意で、
question」によっては「ヘン」になるようです。

例えば、“He is happy.”という表現も「ヘン」なので、
“He looks happy.”という言い方にします。
あるいは、冒頭に‘He says…’‘I think…’をつけてみましょう。
“He says he is happy.”“I think he is happy.”
これなら「ヘン」ではありませんね。



★ ところで、先ほどの「クイズ」…憶えていますか?

 『一般疑問文』なのに、「Yes」と答えられない疑問文は?

 その答えは…“Are you sleeping ?”でした。

ほら、眠っていたら「Yes!」
とはゼッタイ答えられないでしょう?(笑)

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プロフィール

【みちる先生】
横浜市出身。
英語教育と日本語教育にたずさわり、その教え子達は現在、世界の第一線で活躍中。
また数多くの国々を訪問し、国際交流のボランティア活動も展開。

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